


世界トップクラスのパティシエ
青木 定治
1968年愛知県名古屋生まれ。青山「シャンドン」を経て、89年単身パリへ。
「ジャン・ミエ」、「レストラン メディテラネ」、スイス「レストラン ジェラルデ」でキャリアを重ね、95年、フランスのシャルルプルースト杯味覚部門で優勝。
98年、パリにアトリエ開設。パリ市内のサロン・ド・テやレストラン、ホテルなどにプティ・フールやアントルメを中心としたお菓子を提供、さらにパリコレクションでは数々の一流グランメゾンにお菓子を提供し、大きな話題に。
2001年パリ6区サンジェルマンに念願の店舗「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」を開店。
03年にはパリ5区に2号店を開店。
08年にはパリ15区に3店目を開店。
その商品のモダンさと昔ながらの伝統的な納得の味が地元っ子に喝采を浴び、今では誰もが認めるフランスのパティシエとして、その人気は定着。
07年、世界最高の菓子職人の組織「ルレ・デセール」のフランスメンバーとなる。
11年にはフランス最優秀パティシエに選出、農林水産省料理マスターズ受賞、サロンデュショコラアワード受賞、パリ市庁賞と次々に受賞。
フランストップ5ショコラティエに選出される。
18年、サロンデュショコラ内の品評会において5度目の最高位「LES INCONTOURNABLES」(14年より新たに設けられた、「アワード」より上位のショコラティエに与えられる最高位)を受賞。
これにより5年連続の最高位、8年連続の高評価獲得となる。
現在、世界で最も注目される日本人パティシエの一人。




Sadaharu AOKI
サダハルアオキとは?
お菓子の本場パリを拠点とし、世界をリードするパティスリーの1つ「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ』
フランス最優秀パティシエに選出、フランスTOP5ショコラティエに選出され、国内外問わず根強い人気を誇り、18年にはショコラの品評会において5度目の最高位「LES INCONTOURNABLES」(14年より新たに設けられた「アワード」より上位のショコラティエに与えられる最高位)を受賞。
お菓子の本場パリには、世界中から集ったトップレベルのパティシエが、しのぎを削っている。
その中で、フランス・パリを代表するパティスリーの一つが「パティスリー・サダハルアオキ・パリ」なのである。この街に1号店を開いてから15年以上の歳月が経つ。
パリっ子にとって、サダハルアオキは「ユニークで珍しい日本人のパティスリー」ではなく、「わたしの街にとって欠かせないパティスリー」として認められ、定着している。

サダハルアオキの信条
サダハルアオキのお菓子づくりの根底に流れる基本姿勢は、「お菓子を通して人を喜ばせたい。時に驚きと共に、時に感動と共に、人を楽しませたい」というもの。
これが彼の原点であり、エンジンであることに揺るぎはない。
そんなサダハルアオキが自分のお菓子やお店を通して区日本のお客さまに伝えたいことは明解だ。
自分同様、フランスが大好きな日本人に対して、現在のパリっ子がおいしいと認めているリアルな味やライフスタイルを時差無く届けたい。
だから、サダハルアオキの日本の店は日本に瞬間移動したパリ空間であり、来店したお客さまがリアルタイムのパリの空気を感じられる場なのである。

素材との向き合い方
サダハルアオキにとって、食材のより源に近づきたい、素材の本質に触れたいと思う気持ちは強まるばかりである。
その結果、現在では、複数の食材を市場や問屋を通さず直接産地から仕入れている。
エシレ村産バター、イタリアビエモンテ州の栗、南米ベネズエラのカカオ、愛知県西尾市の抹茶・・・。
いずれも自ら産地に出向き、試して交渉して関係を構築した成果である。アオキの味への探求は軽々と国境や言語を越えて、今も広がり続けている。